機長と副操縦士がコックピットで大げんか エールフランス航空でトラブル 客室乗務員が仲裁
エールフランス航空の機長と副操縦士がコックピット内で殴り合いのけんかをやっていたことが明らかになった。
28日にエールフランス側が明らかにしたものでトラブルが起こったのは今年の6月。スイスのラ・トリビューン紙によれば、スイス・ジュネーブ発パリ行きの便の運行に携わっていた2人は離陸直後に口論を始め、すぐにお互いの首をつかんでもみあいとなった。このとき、どちらかが相手を殴り、客室乗務員が仲裁に入った。
旅客機は無事に着陸したものの、コックピットには客室乗務員が1人入って“監視態勢”を維持。事情を聴取された機長と副操縦士は職務停止となった。
エールフランスでは安全面に関する問題が続出。AP通信によれば、フランス航空事故調査局(BEA)は24日、2017年から今年までの間に燃料漏れがあったにもかかわらず緊急着陸をしなかったケースが3件あるなど、機長が安全プロトコルを順守していないと指摘したばかりだった。
続きを表示