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NASAがJ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した新たな画像を公開 広大な宇宙を高精度でとらえる

[ 2022年7月13日 13:51 ]

 米航空宇宙局(NASA)は12日、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した一連の画像を公開。11日にホワイトハウスで発表した宇宙初期の姿を映し出した一枚に続く高精度の画像で、2006年にノーベル物理学賞を受賞している天文物理学者のジョン・マザー氏(75)は「見れば見るほど単に美しいということだけでなく、生命はどこにでも存在するという物語があることを確信した」と語っていた。

 新たに公開された画像には地球から7600光年離れた「イータカリーナ星雲」の星形成領域(NGC 3324)や、1150光年の距離にある巨大惑星の「WASP-96b」、さらにお互いに接近と離脱を繰り返す「ステファンの五つ子銀河」などが含まれており、「南のリング星雲」を映し出した画像では中心部の恒星がちりに囲まれていることが初めて明らかになった。

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2022年7月13日のニュース