桜田義孝元五輪相　街頭演説“問題発言”批判受け弁明ツイート「お互いを思いやり、尊重すべきとの趣旨」

　自民党の桜田義孝元五輪相（72）が7日、自身のツイッターを更新。5日に千葉・JR柏駅前での参院選応援演説の発言を弁明した。

　桜田氏は街頭演説の中で、少子化問題や未婚者が増えていることに触れ「女の人は結婚しなくていいという人が、最近増えているんですよね。嘆かわしいこと」「女性ももっと男性に寛大になっていただけたらありがたいなと思っている」などと述べていた。

　この演説に、ネット上で批判の声が相次いだ。これを受け桜田氏は「先日の私の発言につきまして、特定の性別、年代、結婚観などを揶揄する意図で発言したものではなく、すべての人々がお互いを思いやり、尊重すべきとの趣旨で発言したものであります」とツイート。「日本の安全と安心、国民の生活の向上を図るため、今後も政治活動に邁進してまいる所存であります」とつづった。

　桜田氏は、五輪相を務めていた19年2月、競泳・池江瑠璃子が白血病を公表したことについて「本当にがっかり」と発言。さらに同年、女性に対し「子供を最低3人ぐらい産むようにお願いしてもらいたい」と発言するなど、たびたび物議をかもしていた。