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ハワイ・オアフ島でモンクアザラシの赤ちゃん誕生 州を代表する哺乳類ながら絶滅危惧種

[ 2022年4月20日 13:42 ]

 ハワイ州オアフ島の海岸で絶滅危惧種に指定されているハワイ・モンクアザラシの赤ちゃんが誕生。国土天然資源局のスタッフが生まれた2頭のうち「PO5」と名付けられた1頭を撮影して公開した。

 AP通信によればハワイを代表する「州の哺乳類」となっているハワイ・モンクアザラシの数は現在1400頭ほどで、その4分の3はカウアイ島からミッドウェーまでの2200キロに連なっている北西ハワイ諸島に生息。残りの4分の1がオアフ島とマウイ島を生息域にしているが、今年オアフ島で生まれた3頭の赤ちゃんはいずれも死亡していた。

 今後は離乳期を迎える生後5~6週間までカメラで監視する予定。その後は「PO5」に発信機をつけ、衛星で情報を収集しながら成長を見守っていくとしている。

 ハワイ・モンクアザラシの子どもは毛が黒いのが特徴。大人になるとオスで体長210センチ、体重150~200キロ、メスで230センチ、250~270キロほどにまで成長する。

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2022年4月20日のニュース