医療従事者用ワクチン接種のオービック会長夫妻が謝罪「私どもの軽率な行動を真摯に反省」
千葉県鴨川市の亀田総合病院で医療従事者用の新型コロナウイルスワクチンをそれぞれ2回接種していたシステム関連会社「オービック」(東京都中央区)の野田順弘会長(82)と妻が20日、公式サイトに謝罪文を掲載した。
病院によると、夫妻が接種を受けたのは1回目が4月20日、2回目が5月12日。病院は、関連法人の役員だったことを理由に挙げ「長年、地域の看護教育を支えてもらった。夫妻の存在なくして、地域医療を守ることはできないと考えている」と説明。希望する職員への接種のメドが立った段階で夫妻側へ接種を打診したとし「受けるべき人の分を用いて敢行したわけではない」とした。
「一連の報道について」と題した謝罪文は以下の通り。
弊社の代表取締役会長 野田順弘・相談役 野田みづきより、一連の報道につきましてお詫びの文書を受領しましたので、こちらに掲載させていただきます。
よろしくお願いいたします。
株式会社オービック
週刊文春をはじめとした一連の報道につきまして、皆様に多大なるご心配、ご迷惑をおかけいたしましたこと 深くお詫び申し上げます。私どもの軽率な行動を真摯に反省しております。
この度は誠に申し訳ございませんでした。
野田順弘・みづき
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