×

【Animal ZOOm UP】休園中も元気にパレード!再開の時を待つケープペンギン

[ 2020年5月3日 05:30 ]

 愛くるしい動物たちはコロナ禍で疲れた人々の心を癒やしてくれます。動物園や水族館の動物たちを紹介する「Animal ZOOm UP」。今回は「横浜・八景島シーパラダイス」のケープペンギンです。

 軽やかに休園中の施設内を散歩するのはケープペンギンたち。季節ごとに開催されるイベントで、パレードを披露し来園者を楽しませている。現在は運動不足になってはいけないと、元気に体を動かす日々。いつもは歩かない道を進み、水槽内を泳ぐアザラシに興味を示すことも。飼育担当の石野紗英さんは「人なつこいペンギンが多い。影遊びをしながら行進するナスビという個体もいる」と言う。再開に向け準備を進める足取りは楽しげだ。(写真と文・会津 智海)

 ◆ケープペンギン ペンギン目ペンギン科。ナミビア南部から南アフリカ沿岸部を繁殖地としており、別名でアフリカペンギンとも呼ばれる。体長は70センチほどの中型で、顎の下の黒いラインとおなかの斑点が特徴。雌雄の外観はほぼ同じ。小型の魚やタコ・イカなどの頭を食べる。1巣につき2個の卵を産み、抱卵期間は約40日で、親鳥はひなに7、8カ月の間給餌する。

 ▼取材協力・横浜・八景島シーパラダイス 1993年5月8日に横浜市金沢区八景島にオープンした、4つの水族館や遊園地、レストラン、ホテルなどがそろう複合レジャー施設。イルカショーや、実際に海の生き物と触れ合うことも可能で多くの家族連れやカップルでにぎわう。現在は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため臨時休園中だが、動物たちの様子を公式ツイッターで更新している。アクセスは「金沢シーサイドライン」の八景島駅から徒歩すぐ。

 ※本記事の動画は「スポニチチャンネル」(https://www.youtube.com/channel/UCCDmd01WsuFBF8n3yMjHQ1A)で本日正午頃、公開予定。

続きを表示

2020年5月3日のニュース