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5人に1人が失業の不安におびえる 新型コロナ感染拡大で6割が「仕事に影響」

[ 2020年4月16日 05:30 ]

 新型コロナウイルスの感染拡大によって、6割の人が仕事での影響を受け、約2割の人が失業の可能性におびえている――。「新型コロナウイルスによる仕事への影響」の実態を調査したウェブアンケートで、将来に対する不安の声が相次いで聞かれた。

 在宅勤務や休業要請がされる中、「仕事に対する不安」について、アンケートに答えた150人のうち61.9%が「給料・収入が減る」と回答(複数回答、以下同)し、「失業の可能性」があると答えた割合は17.8%だった。「求人が少なくなる」(埼玉県・27歳男性)「就職活動ができていない」(東京都・52歳女性)など、雇用に関する厳しい現実を口にする人が多かった。

 感染拡大により、収入が減った場合に困ることとして「食費が不足する」(61.3%)に次いで多かったのが「携帯電話代が払えない」で43.3%。仕事をする上でも、外部と連絡をとる上でも携帯電話なしでは難しくなっている現代社会の一面が浮き彫りになる結果となった。

 アンケートは、携帯電話を通した自立支援のセーフティネットを目指す一般社団法人「リスタート」(東京)が全国の20~70歳代の男女を対象に行った。

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2020年4月16日のニュース