外出自粛要請受け京都観光地も閑散…「京都ならいいんじゃない?」大阪から遊びに来た若者も

[ 2020年4月8日 18:45 ]

人通りの少なくなった京都・寺町京極商店街
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 前日7日、新型コロナウイルス感染拡大阻止のために、東京、大阪など7都府県に緊急事態宣言が出されたことを受け、京都府の西脇隆俊知事(64)は「我々にとっても厳しい状況」「(緊急事態)宣言に準じた対策が必要」と、府民に不要不急の外出自粛を強く要請した。

 京都府民の反応は様々だ。寺町京極商店街の60代ドラッグストア店主は人通りの少なくなった商店街を眺め「みんなで自粛すべき。人が少ないのはいいんじゃないか」とポツリ。さらに「ちょっと我慢して、ウイルスに打ち勝ったら、騒げばいい。店?商店街全体で休もうと言うなら、休みます」と全面協力する構えだ。新京極商店街の飲食店女性店主は「売り上げは半分以下。でも、開けないとどうにもなりません」と頭を抱えた。

 正月三が日の参拝客が100万人を超える八坂神社(京都市東山区)へ続く祇園商店街では「こんなに人通りがないのは、生まれて初めて。(阪神淡路)大震災の時でもこんなに少なくはなかったです」と京都名物・生八ツ橋店で60年働く女性店員。同店でも売り上げは90%以上落ち込んでいるそうだ。

 ただ、緊急事態宣言を理解できていない世代も。大阪・高槻市から京都・河原町へ遊びに来た高校生4人組は「大阪がダメだから、京都ならいいんじゃないですか?」と悪びれたところはなかった。

 八坂神社は、午前中に新型コロナウイルスの早期終息を願って、境外末社の又旅社(同市中京区)で特別神事「祇園御霊会」開催。境内の周りに幕を張り、見物できないようにして関係者が参列。邪気払いの効果があるとされるキク科の多年草「オケラ」を焚いて、神職が祝詞を上げた。

 神社によれば平安時代に疫病退散を祈願したのが起源とされる祇園祭にちなんだ神事。明治、大正時代に感染症がまん延した際にも、特別神事を実施した記録があるそうだ。5月20日に八坂神社で、6月14日には神泉苑(京都市中京区)でも実施する。

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