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京都DF鈴木冬一「FKを練習し、カウンターもいい飛び出し」 3年4カ月ぶりのJリーグで手応え

[ 2024年2月25日 20:04 ]

明治安田J1リーグ第1節   京都1―1柏 ( 2024年2月25日    三協F柏 )

京都DF鈴木冬一
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 今冬スイス1部ローザンヌから京都に完全移籍で加入したDF鈴木冬一(23)が25日、約3年4カ月ぶりにJリーグのピッチに立った。

 敵地で行われた柏との開幕戦に左サイドバックで先発。Jリーグのピッチに立つのは、湘南時代の20年10月14日のC大阪戦以来で、実に1229日ぶり。さらにJ1初得点を決めた同年7月8日の横浜戦以来となるゴールにもあと一歩と迫った。

 まずは前半38分に得た直接FK。中央よりわずか左寄りと、本来なら右利きのキッカーが優位な場所だったが、鈴木は迷わず得意の左足を振り抜いた。柏のGK松本の好セーブで、ゴールを阻まれたものの、その後もプレスキッカーとして何度を好機を演出した。後半18分にはインナーラップでトゥーリオのスルーパスを引き出し、決定的なシーンをつくり出した。

 試合後は「FKも練習してましたし、カウンターもいい飛び出しができた」と納得しような表情を見せる瞬間もあった。しかし、ともにゴールにはつながらなかったとあって「何かが足りなかったと思うし、(飛び出したシーンは)コントロールもちょっと良くなかった」と反省を口にした。一定の手応をつかみ「ああいう(飛び出す)ところは武器になっていくと思うので、決めきれるように今後も練習していきたいなと思います」と今後の活躍を誓った。

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