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最高のチームだ!堂安から激励受けたフライブルク同僚MF 今季絶望も「僕よりトルコとシリアを祈って」

[ 2023年2月13日 17:35 ]

フライブルク公式インスタグラム(@scfreiburg)より

 ドイツ1部フライブルクのMF堂安律(24)が13日までに自身の公式インスタグラムを更新。練習中の負傷により今季絶望となった同僚のガーナ代表MFコフィ・キエレ(26)に激励メッセージを送った。

 堂安らフライブルクイレブンは先日のシュツットガルト戦(〇2―1)、試合前にMFコフィ・キエレと同じ背番号11が入ったTシャツを着てピッチに登場。1―1の後半39分にMF堂安が獲得したPKから決勝ゴールを決めたMFグリフォは、背番号11を掲げ喜びを爆発させた。

 試合後、クラブ公式インスタグラムは背番号11のTシャツを着たMF堂安らイレブンの写真を掲載。ネットからは「名誉ある男たち、これこそチームスピリットと呼ぶものだ」「ナイスアクション。はやく良くなって戻ってきて」「私もそのシャツが欲しい」「仲間を思う気持ちが伝わります」といった声が上がった。

 堂安は自身のSNSに英語で「強くあれ!僕らは一緒だよ」と激励メッセージを送ると、MFコフィ・キエレは絵文字で反応。公式インスタグラムのストーリーズではシュツットガルト勝利後、松葉杖姿で堂安と笑顔で握手を交わす画像を載せ“感謝の意”を示した。

 さらにMFコフィ・キエレはインスタグラムで「皆からの激励や、回復を願う多くの声、全てに感謝します。僕のことを思って、祈ってくれた方たちは是非、トルコやシリアで被災された人のためにも祈って欲しい。なぜなら、それが私に力を与えてくれて、他の人たちも助けることになるから。僕の心配はいらない。すぐにピッチでみんなに笑顔を見せるよ」とファンに呼びかけた。

 するとネット上ではこの素敵なメッセージが話題に。「あなたを誇りに思うよ」「なんてジェントルマンなんだ」「ありがとう。僕らからも愛と祝福を送ります」「泣けちゃうぐらい愛がある言葉」「私はフライブルクサポーターではないが、彼の事を好きになった」「とてもとても力強い言葉だ。きっと前よりも強くなって戻ってきてくれるだろう」「フライブルクこそ最高のチームだ」と称賛の声が続々と上がった。

 なお、フライブルクもクラブ公式サイトでトルコとシリアの被災者たち対し5万ユーロ(約700万円)を寄付すると発表。勝利したシュツットガルト戦後にも公式ツイッターで「大変喜ばしいことではありますが、この機会にトルコとシリアの壊滅的な地震災害に再び注意を喚起したいと思います。我々は5万ユーロを寄付し、すべてのファンにも同様に支援するよう呼び掛け続けたいと考えています」というメッセージを発信していた。

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