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セルティック前田が公式戦3点目で8強貢献 旗手のパスには「メスを持った外科医のよう」と地元紙

[ 2022年2月14日 14:24 ]

スコットランド杯5回戦   セルティック4―0レイス ( 2022年2月13日    英国・グラスゴー )

レイス戦の後半、チーム3点目のゴールを決め喜ぶセルティックの前田=グラスゴー(共同)
Photo By 共同

 セルティックが2部ライスに4得点で快勝し、準々決勝に進出。17日に控えるボデグリムト(ノルウェー)との欧州カンファレンスリーグ決勝トーナメント進出プレーオフ第1戦に弾みを付けた。

 前半は格下相手に1得点にとどまり、ポステコグルー監督は「本当に失望した。ハードワークも緊迫感も足りなかった」と振り返ったが、1―0の後半23分に旗手怜央(24)が自陣から起点となって左サイドに展開して追加点。地元紙スコッツマンが「ロールスロイスのようなミッドフィルダー。彼のパスはメスを持った外科医のように正確で計算されている」と報じたプレーで流れを呼び込んだ。

 後半24分から交代でピッチに入った前田大然(24)も活躍。出場から2分後の右CKで一度はヘディングシュートを相手GKに止められたが、はね返りを自ら頭で押し込んで公式戦3点目を挙げ、勝利を決定付けた。

 指揮官は「後半はテンポが上がって途中出場の選手が違いを生んでくれた」と評価。1月22日の4回戦アロア戦で左足首を痛めて離脱していた井手口陽介(25)も後半24分から出場して戦列に復帰した。古橋亨梧(27)は右太腿裏の負傷が長引いているが、リーグ戦でも首位に浮上したチームは公式戦9連勝と好調を維持している。

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2022年2月14日のニュース