本田、パチューカの欧州遠征へ出発　セルタ、ＰＳＶと対戦「楽しみ」

本田圭佑
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　コンディション不良を理由にキリンチャレンジ杯に臨む日本代表から落選したメキシコ１部パチューカのＦＷ本田圭佑（３１）が、クラブの欧州遠征出発前に空港で取材に対応。２日付のメキシコ紙「メディオ・ティエンポ」（電子版）によると、本田は「自分は満足していない。もっと良いプレーができると思っている」と話し、負傷による出遅れからの巻き返しを期した。

　本田は９月２７日のクルスアスル戦で今季２得点目となる豪快なミドルシュートを決めて復調をアピール。しかし試合直後に行われた日本代表発表ではメンバーから外れ、「先は長い。じっくり確実に進むよ。亀のように」と自身のツイッターにつづっていた。

　同紙によると、本田は「自分は満足していない。シーズン初めに負傷したし、うまくプレーできなかった。もっと良いプレーができると思っているし、試合ごとに徐々に自信が持てるようになっている」と心境を告白。そしてパチューカでの役割について「自分はストライカーではなく、ゴールを決めることは重要ではない。最も重要なことはチームとして勝つこと。自分は常にチームに貢献することを考えている」と話した。

　また、今回の欧州遠征は「チームにとって良い経験」とし、「チームには若い選手がたくさんいるし、ヨーロッパのチームと試合をするチャンスはないので、自分は彼らとの試合を楽しみにしている」と心待ちにした。

　パチューカは６日にスペインのセルタ、９日オランダのＰＳＶと対戦する。