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代表組不在の浦和、ナビスコ杯4強大ピンチ…新潟に屈辱的大敗

[ 2015年9月2日 20:55 ]

<ナビスコ杯 新潟・浦和>後半、新潟・指宿(11)がゴールを決め山崎(左から2人目)と喜ぶ

ナビスコ杯準々決勝第1戦 浦和0―5新潟

(9月2日 デンカS)
 ナビスコ杯は2日、各地で準々決勝第1戦の4試合を行い、J1第1ステージ覇者で2003年以来12年ぶりのナビスコ杯優勝を目指す浦和が敵地で新潟に0―5で大敗し、4強入りへ黄信号が灯った。

 浦和は代表チームに参加中のGK西川、FW興梠、FWズラタン、負傷で日本代表を離脱したDF槙野ら主力の多くを欠いた試合。それでもDFの森脇、永田、阿部、MFの柏木、青木、梅崎、武藤、FW李と日本代表選出経験のある選手がズラリと先発に名前を連ねた。

 だが、J1リーグ戦の年間順位15位に低迷する新潟に対し、序盤から主導権を握られ、前半ロスタイム突入後の48分に痛恨の失点。集中力の隙を突かれ、新潟の素早いリスタートから最後はFW山崎にGK大谷の股下を抜かれるゴールを決められ先制を許すと、後半にも5分、11分、30分、37分と失点を重ねて屈辱的な大敗となった。

 ナビスコ杯準々決勝は2試合の合計で争い、勝利数が多いチームが準決勝へ。第2戦は6日に浦和のホーム・埼玉スタジアムで行われるが、仮に第2戦で浦和が勝利したとしても得失点差で大きくリードを許しており、準決勝進出は極めて厳しい状況に追い込まれた。

 浦和は、8月29日にアウェーの日産スタジアムで行われたJ1第2ステージ第9節・横浜戦でも0―4で大敗を喫したばかり。第1ステージ覇者が公式戦2試合連続で零封され、2試合で9失点という、思いがけない劣勢に立たされた。

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