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フォルラン“戦力外”から大黒柱 センターFWで精力的動き

[ 2015年2月7日 05:30 ]

厳しい表情で練習に取り組むフォルラン

 戦力外扱いから一転、今季は大黒柱になる。J2C大阪は6日、和歌山県串本町での1次合宿を打ち上げ、最終日は仕上げとして紅白戦を実施した。主力組の4―3―3布陣のセンターFWに入ったのは、前日に続き元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルラン(35)。流動的にポジションを変えながらゴールを狙い、練習後にはアウトゥオリ新監督と動き方について話し込んだ。

 見守った指揮官は「前の3人には自由に動いていいと言っている。高いクオリティーを持つ選手がいるなら、それを生かす形を考えたい」と語った。現時点で全幅の信頼を寄せられているフォルランだが昨季は後半戦に不振に陥り、終盤にはベンチ外という屈辱も経験。オフには移籍先を模索することをクラブが許したように、一時は構想から外れていた。

 前線からの守備に不安が残るとはいえ、DF山下が「ある程度割り切って、(前線の3人は)まずは気持ちよくプレーさせられたら」とチームとして生かす狙いを口にする。合宿への合流が遅れながらも、すでに全体練習に完全合流。新監督のもと、不遇を味わったスーパースターが逆襲に出る。

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