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香川 脳振とうで代表離脱も問題なし!18日のケルン戦出場へ

[ 2014年10月15日 09:10 ]

成田から渡独する日本代表MF香川

 10日のジャマイカ戦で脳振とうを起こして離脱した日本代表MF香川真司(25=ドルトムント)が14日、所属クラブに合流するため成田空港発の航空機でドイツに向かって出発した。11日から都内で静養して経過を見ていたが、問題はなく、15日からドルトムントの練習に合流する予定。18日に敵地で行われるケルン戦出場にも支障はない見通しだ。

 飛行機に乗り込む香川の表情は明るかった。都内で静養していたが、脳振とうの影響はなく「もう問題ないです。すぐに練習に参加する予定です」と笑顔。「18日のケルン戦に出られるか?」との質問には「そのつもりです」と力強く言った。航空機での移動と重なったためリアルタイムでブラジル戦を視聴する環境にはなかったが、この日の午前にはツイッターも発信。「また11月に代表に選出され日本に戻って来られるようにがんばります!」と親善試合のホンジュラス戦(14日)、オーストラリア戦(18日)にも意欲を見せた。

 10日のジャマイカ戦の前半21分の接触プレーで顎を強打。新境地となる4―3―3の左インサイドハーフのポジションで終了間際までプレーを続けたが、試合後に「頭がクラクラする」と脳振とうの症状を訴えた。マンチェスターUに在籍していた8月26日にもミルトンキーンズ戦で脳振とうを起こしており、大事を取って今回のシンガポール遠征を回避していた。

 今夏に2年ぶりに復帰したドルトムントでは本職のトップ下でプレー。9月13日に復帰初戦のフライブルク戦で得点するなど輝きを取り戻しつつあるが、チームはリーグ戦で最近4試合勝利がなく13位に沈む。低迷脱出に向けて、大迫、長沢との日本人対決となるケルン戦は重要な一戦。チームを上昇気流に乗せるため、15日の練習から調整のピッチを上げていく。

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2014年10月15日のニュース