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9年ぶり復活!Jリーグ 15年度からの2ステージ制実施を承認

[ 2013年9月18日 06:00 ]

Jリーグ2ステージ制復活について会見する中野専務理事(右)と大河理事

 Jリーグは17日、都内で理事会を開催し、15年度から9年ぶりの2ステージ制復活と、スーパーステージ&チャンピオンシップ(すべて1試合制)の実施を承認した。リーグ戦終了後にスーパーステージを行い、両ステージの1、2位がトーナメント方式で対戦、勝利チームと年間最多勝ち点チームがチャンピオンシップを行い年間優勝チームを決定する。中野専務理事は「いろいろな意見を頂いた。まだまだ外部への説明も不足している」と、議論があった中での決断だったことを明かした。

 大会方式変更に踏み切った根底にはJリーグの危機感がある。ここ数年入場者数が減少、スポンサー収入も大きく落ち込んでいる。チャンピオンシップの実施で10億円以上の増収を見込むほか、Jリーグ全体の露出を増やす思惑もあり、中野専務理事は5年間は続ける考え。Jリーグは2月開幕となるが、ナビスコ杯も同時に改革して日程に余裕を持たせることも検討している。それでも初年度の15年は日本代表のアジア杯などがあり、日程はタイト。スポンサーとの交渉やサポーター、選手への説明もこれからで、厳しい船出となりそうだ。

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2013年9月18日のニュース