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仙台「感謝」市原市 グラウンド使用料無料に

[ 2011年4月13日 06:00 ]

<仙台・練習>市原市教育委員会・山崎教育長(前列中央)から千羽鶴を受け取り、記念撮影する手倉森監督(同左)、梁勇基(同右)、関口(2列目右から2人目)ら選手たち

 仙台が12日、千葉県市原市で行っていた合宿を打ち上げた。手倉森誠監督(43)は充実の10日間を振り返り「サッカーをやれるのかと思って入ったキャンプだったが、やらせてもらえる場所があったからやってこられた。市原市にはお世話になった」と感謝した。

 市原市の支援は最後まで手厚かった。合宿打ち上げ前日の11日には市原市の佐久間隆義市長から今キャンプで仙台が使った2つのグラウンドの使用料約40万円を無料にすることを告げられた。手倉森監督は「“子供たちのために使ってくれ”という言葉をいただいた。最後の最後まで…感謝したい」と話した。この日の練習後には市原市教育委員会の山崎教育長らから市の職員が折ったという千羽鶴を渡され「いい成績を挙げて喜んでもらいたい」と恩返しの勝利を誓った。

 13日にJ2湘南と練習試合を行い、14日からはさいたま市内で合宿を開始する。手倉森監督は「マルキーニョスの退団とかあったけど、動じることなく戦うことに集中してきている」とチームに手応えを感じていた。

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