×

小倉会長 欧州組での南米選手権への特例参加検討

[ 2011年4月8日 19:48 ]

 日本サッカー協会の小倉純二会長は8日、出場を再検討している南米選手権(7月・アルゼンチン)について、日本協会が欧州でプレーしている選手の招集に拘束力を持つ形での参加を探る方針を明らかにした。14日の理事会で審議され、最終決定される。東日本大震災で延期された試合を7月に組み込んだJリーグとも、代表勢を派遣するよう交渉するという。

 小倉会長によると、国際サッカー連盟(FIFA)の内規では招待出場の日本協会に選手の拘束力はない。アルゼンチン・サッカー協会がFIFAに特例での内規変更を求め、FIFAから検討するとの返答を受けているという。南米サッカー連盟、アルゼンチン協会を訪問して参加への後押しを受け、8日に帰国した小倉会長は「それだけ言われて、検討しないとは言えない」と話した。


 ≪欧州組、2部以上で28人≫小倉会長によると現在、2部以上の欧州各リーグでプレーする日本選手は14カ国・地域で28人いるという。Jリーグの全クラブが選手派遣を拒否しても、欧州組だけでの出場は可能。同会長は「大会にふさわしいチームができるか。それができなかったら駄目」と語った。

続きを表示

2011年4月8日のニュース