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次期代表監督は7月中にも決定 複数候補と交渉へ

[ 2010年7月16日 06:00 ]

 次期日本代表監督が今月中に決まる可能性が出てきた。日本サッカー協会の原博実強化担当・技術委員長(51)は15日、W杯南アフリカ大会を総括したリポートを犬飼基昭会長(68)に提出。代表監督人事について「あまり長引かせたくない。いつとは言えないけど、できるだけ早くしたい。今月中?そりゃそうです」と発言した。

 有力候補となっているチリ代表のビエルサ監督はチリ協会と契約延長することが濃厚だが、原委員長は「現役で監督をやっている人は、その国と(交渉の)優先権がある。常に情報は集めていた。誰かがダメだと手がないというわけではない」と説明。ビエルサ監督と交渉がまとまらなかった場合には、マンサーノ前マジョルカ監督ら他の複数の候補と交渉をスタートさせることになる。
 提出したリポートは今大会の日本代表の準備、戦い方を検証し、次期監督は五輪代表監督を兼務すべきと提言するなど「今後の日本代表のあるべき姿」に言及した内容になっているが、後任候補の名前は挙げていない。原委員長は「このリポートを基に、今後(監督人事などの)議論が進んでいく」と話していた。

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2010年7月16日のニュース