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代表入り微妙な選手たち 悔いだけ残った最終テスト

[ 2010年4月7日 23:00 ]

 【日本0-3セルビア】W杯メンバー入りが微妙な選手たちは好アピールできずに終わった。

 岡田監督下では初の代表戦だったDF栗原はあっさり守備の裏を取られ、FWムルジャの後ろ姿を追いかける場面が目立った。前半4分はシュートがポストに当たって助けられたが、同15分に先制点を決められた。
 岡田監督から「身体能力は世界に通用する」と評されたが、前半だけで交代。栗原は「個人的にはもうちょっとやれた。でも、やられてからじゃ遅い」と悔やんだ。
 目立った存在と言えば、持ち味のスピードで右サイドを突破し、果敢にゴールを狙った石川ぐらい。「結果は出なかったが、もっとやれると感じた」
 だが、けがの内田の代わりに右サイドバックに入った徳永はW杯メンバー入りの手応えを聞かれ、即座に「まったくない」。2月の東アジア選手権では代表から漏れながら再招集されたFW興梠もシュートなしに終わり「悔いだけが残った」。注目の大学生、永井(福岡大)は出場の機会すら与えられなかった。

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2010年4月7日のニュース