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川崎F“仮想俊輔”でFK対策バッチリ!

[ 2010年3月20日 06:00 ]

稲本は、ミニゲームでゴールを守る

 クラブ初となる開幕3連勝を目指す川崎Fは19日、横浜戦(20日)へ向けて前日練習を行った。その中で入念に確認したのがセットプレーの守備。キッカーは通常務める右利きのMF木村ではなく、レフティーのMFヴィトール・ジュニオールが担当。“俊輔対策”に時間を割いた。

 横浜MF中村は精度の高いキックが武器だが、中でも最も警戒しているのが直接FK。DF菊地、寺田の故障で先発起用される高卒4年目のDF薗田は「セットプレーは正直怖いです」と言う。中村が13日の湘南戦で見せたいったんMF兵藤に渡してから蹴るFKのパターンでは壁がバラバラになりやすいため、壁のつくり方を再確認した。
 試合当日に27歳の誕生日を迎える日本代表GK川島は「いいキッカーがいるので確認が必要だった。(中村は)代表でやってるんでよく分かっている。カーブも無回転もあるし、気をつけないと」と気を引き締めた。
 中村と稲本の“J復帰組対決”に注目が集まるが「昔に比べてJリーグは発展したし、ウチの方が面白いサッカーをする。自分たちの良さをアピールしたい」とFW鄭大世。J1で優勝争いを続ける川崎Fの強さを見せつけるつもりだ。

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2010年3月20日のニュース