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使い道決まった 川崎F5000万円寄付

[ 2010年1月27日 11:53 ]

 昨年のサッカーJリーグのヤマザキナビスコ・カップで準優勝したJ1の川崎フロンターレの武田信平社長は27日、川崎市役所に阿部孝夫市長を訪ね、子どもたちの教育などに役立ててもらおうと賞金5000万円全額を寄付した。

 川崎は、昨年11月の決勝後の表彰式で一部選手がガムをかんだり、ふてくされた態度を取ったりして問題化したため、賞金の返上を表明。Jリーグはサッカー普及や社会貢献活動に使途を限定し、賞金を授与していた。
 阿部市長は「心から感謝する。準優勝は市民の誇り。今年は優勝を」と激励。武田社長は「子どもたちの健やかな成長に役立てばうれしい。選手教育もしっかりやる」と応じた。
 寄付された賞金は、市内の幼稚園や学校向けのサッカーボールや書籍、算数の教材などの購入に充てられるほか、川崎のホームスタジアムである等々力陸上競技場の改修費用にするという。

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2010年1月27日のニュース