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Jリーグ 川崎Fの賞金返上応じず“社会貢献に使え!”

[ 2009年11月10日 20:27 ]

 Jリーグの鬼武健二チェアマンは10日、ヤマザキナビスコ・カップ決勝(3日)後の表彰式で準優勝した川崎の選手に無礼な態度があった問題で、川崎側が申し出ていた賞金5千万円の返上には応じず、賞金の使途を社会貢献活動などに限定して授与することを決めた。10日の1部(J1)実行委員会で確認された。

 選手教育や地域へのサッカー普及活動に限って賞金の使用を認め、クラブには報告義務を課す。川崎はチェアマンによる厳重注意処分となるが、リーグ規約に罰則規定がないため制裁はない。チェアマン自身への処分はない。
 鬼武チェアマンは「賞金の返上そのものよりも、クラブと選手がそういう気持ちになったのが大切。反省を十二分にしていることは評価していい」と話した。

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2009年11月10日のニュース