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岡田ジャパン 森本&石川の“ド迫力”に期待

[ 2009年10月1日 19:25 ]

 【サッカー日本代表発表】岡田武史監督は今回の3試合を新戦力の発掘が目的と断言した。チーム強化の場と位置付けた9月のオランダ遠征後、指揮官は「攻撃の迫力」を一番の課題に挙げた。ひ弱さ、思い切りのなさを解消する意味で森本、石川に懸かる期待は大きい。

 「残り10分でどうしても点が取りたい時、ゴール前を固められた時にサイドを破れる選手」。岡田監督が2人に求めている働きは単純明快だ。佐藤寿も例外ではない。
 森本はけがでオランダ遠征には不参加だったが、イタリアでの成長に疑いの余地はなく、指揮官がどうしても試したかった素材。FC東京でサイドを主戦場にし、リーグ2位の13得点をマークしている石川のスピード、突破力は岡田ジャパンの起爆剤となる可能性を秘めている。
 オランダ遠征での結果を見る限り、目標とするワールドカップ(W杯)での「4強入り」が厳しいことは明らか。本番まで約8カ月に迫り、代表の「常連組」を脅かす存在の台頭が望まれる。

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2009年10月1日のニュース