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後半4発!日本、強豪ガーナに大逆転勝ち

[ 2009年9月9日 18:50 ]

<日本・ガーナ>後半38分、決勝点を決めて長友佑都(15)と喜ぶ稲本潤一

 日本代表は9日、オランダ・ユトレヒトで親善試合を行い、既にW杯本大会出場を決めているガーナ代表に4―3で逆転勝ち。1―3の後半33分からFW玉田、岡崎、MF稲本が連続ゴールを決めてアフリカの強豪に競り勝ち、1勝1敗でオランダ遠征を終えた。

 0―3で完敗した5日のオランダ戦の教訓を生かし、序盤から相手ゴールに迫った岡田ジャパン。FW岡崎が最終ライン裏への飛び出しを見せれば、MF中村俊、中村憲、FW前田は積極的にシュートを狙う。しかしフィニッシュの精度を欠き、先制ゴールを挙げることはできなかった。逆に同31分、ガーナの右CKからの混戦でDF長友が痛恨のハンドを犯してしまい、PKを献上。これをFWギャンに決められ、1点をリードされて前半を終えた。

 後半開始直後には“個の力”を見せつけられて追加点を許した。同2分、GKからのロングボールをギャンがDF中沢に競り勝って右足で決め、ガーナが2点目。日本は6分後、ゴール前のこぼれ球を中村憲が左足で決めて1点を返した。しかし同31分、ガーナは再びシンプルな攻撃で追加点。MFムンタリのパスに抜け出したFWアモアがGK都築をかわして無人のゴールに蹴り込み、再び2点をリードした。

 しかし、ここから岡田ジャパンが怒涛の反撃を見せる。同33分、DF長友のアシストからFW玉田が左足で決めて1点差に迫ると、1分後には途中出場のMF稲本のピンポイントクロスに岡崎が頭で合わせて同点。勢いに乗る日本は同38分、稲本が右足で決勝のミドルシュートをガーナゴールに突き刺し、ついに逆転。終盤の粘りでアフリカの雄に競り勝った。

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2009年9月9日のニュース