進化見せられず…強引プレー目立った本田

＜バーレーン・日本＞バーレーン選手と激しく競り合う本田圭佑

　【アジア杯最終予選　日本０―１バーレーン】中盤のカンフル剤として期待されたＭＦ本田だが、輝きを放つことはできなかった。昨年６月のＷ杯アジア３次予選バーレーン戦以来８試合ぶりに先発出場。だが、左サイドで強引なプレーが多く、チャンスをつくることができないまま後半１８分に途中交代した。

　「途中で代えられたのは、そのレベルに達していなかったということ。オレに問題がある。もう少し本田が見たいというプレーができなかった。求められていた結果を出せなかった」

　オランダ２部で１０ゴールをマークするなど成長した姿を披露するはずが、結局、自慢の左足が火を噴くことはなかった。今後、中村（セルティック）ら主力の欧州組が招集されれば、再び厳しい立場に戻る。その分「負けた要因がある。ミスが多かった」と悔しさをにじませていた。