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ペットボトルを投げた浦和サポーターを逮捕

[ 2008年7月22日 13:09 ]

 サッカーJリーグ一部の浦和レッズ対川崎フロンターレ戦でレッズが負けたことに腹を立て、水が入ったペットボトルをフロンターレのサポーター2人にぶつけたとして、埼玉県警浦和東署は22日、暴行容疑で、埼玉県朝霞市在住の無職男性(21)を逮捕した。

 調べでは、容疑者は埼玉スタジアム(さいたま市)での試合終了後の21日午後7時50分ごろ、水の入った500ミリリットルペットボトル4本をスタンド2階から1階フロンターレ応援席に投げ付け、男性会社員(37)と女性派遣社員(33)の腕などにぶつけた疑い。2人にけがはなかった。
 容疑者は「レッズが負けてイライラしていた」と供述しているという。
 同じ埼玉スタジアムで5月、レッズとガンバ大阪のサポーターが小競り合いとなって1人がけがをし、警察庁がJリーグに対して再発防止を要請したばかり。

 ≪無期限の入場禁止処分に≫J1の浦和は22日、埼玉スタジアムで21日に行われた川崎戦で、ペットボトルを観客にぶつけて逮捕されたサポーターを無期限入場禁止処分とし、近く報告書をJリーグに提出することを明らかにした。
 同スタジアムでは5月に浦和とG大阪のサポーターが衝突し、浦和は2000万円の制裁金を科されたばかり。その反省から特別セキュリティーチームを設置し、緩衝地帯を2倍の2000席に増やして対応していた。
 浦和の広報担当者は「安全快適なスタジアムづくりを進めている中で残念。さらにきめ細かく対応しないといけない課題ができた」と話している。

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2008年7月22日のニュース