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イタリア「闘争心はあるがうまくいかない」

[ 2008年6月14日 08:39 ]

 【イタリア1-1ルーマニア】バックパスのミスで相手の先制点をおぜん立てしたイタリアのDFザンブロッタがため息をついた。「闘争心はすごくあるけど、何となくすべてがうまくいかない」

 初戦の0―3は、イタリアがこの大会で過去に経験したことがない点差の完敗だった。先発を5人も入れ替えて攻守にプレーが向上はしたが、格下相手に勝てなかった。
 何度も絶好機があった。前半終了直前にはトニがヘディングでゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定。同国サッカー協会のアベテ会長が「見直してほしい」と抗議したほど微妙だった。
 PKのピンチは、ブフォンが右手と右足を使うアクロバチックなセーブでイタリアを救い、8強入りへ望みをつないだ。ドナドニ監督は「このアドレナリンを次のフランス戦にぶつけたい」と力を込めた。(共同)

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2008年6月14日のニュース