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マルキーニョス2得点も…鹿島また引き分け

[ 2008年4月30日 21:19 ]

<鹿島・神戸>後半、鹿島・マルキーニョス(18)がヘディングで先制ゴールを決める

 J1第9節最終日(30日・カシマスタジアムほか=2試合)昨季王者の鹿島は神戸と2―2で引き分けた。鹿島は3試合連続の引き分けで勝ち点18の3位。ともに試合がなかった浦和と名古屋が同19で並び、得失点差で浦和が首位に立った。大宮は終盤の連続得点でG大阪に3―2で逆転勝ちし、勝ち点15の6位。4試合勝ち星なしのG大阪は同12で10位に下がった。

 鹿島の勝利が何とも遠い。アジア・チャンピオンズリーグの敗戦も含め、公式戦ここ5試合で3分け2敗。右足甲の裂傷から復帰したマルキーニョスの2得点で、何とか勝ち点1を挙げた。

 先制、同点ゴールでリーグトップの7得点としたブラジル人ストライカーは「引き分けに持ち込んだのは評価すべき」と前向きに言ったが、表情は浮かない。

 DF岩政は「情けない。2失点は僕が統率しきれなかった責任」と自分を責めた。けが人が出て陣容が変わった守備網はもろく、簡単にゴールを割られた。

 パスミスが目立ち、個々の体の切れも神戸に比べて見劣りした。連戦の疲れはピークなのだろう。本山は「1―2からよくあきらめないで攻めた」と話す。今は耐えるときだ。

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2008年4月30日のニュース