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横浜倒して小笠原「代表」アピール

[ 2008年3月30日 06:00 ]

横浜戦に向け、燃えに燃えている鹿島・小笠原

 鹿島のオリヴェイラ監督が「この試合は勝ち点6の価値がある」と位置づけた大一番・横浜戦に向け、MF小笠原が並々ならぬ闘志を燃やした。試合前日に行われたセットプレーの確認ではFK、CKで鋭いボールを連発。アジアチャンピオンズリーグを含め、2週間で5試合の厳しい日程が始まるが「全部勝ちたい」と話した。

 闘志を燃やす理由は他にもある。バーレーンに敗れた後、新戦力の招集を示唆した日本代表の岡田監督が視察に来るからだ。06年W杯ドイツ大会以降、代表から遠ざかっている小笠原だが、イタリアで経験を積んだこともあり「これまでとは違った部分、自分を出せると思う」との自負がある。「やっぱり、もう一回入ってW杯を戦う気持ちはある」と代表への思いは強い。まずは横浜戦で成長した姿を見せてアピールするつもりだ。

 ≪ミイラになった20歳の内田≫27日に20歳の誕生日を迎えた鹿島DF内田がチームメートから手荒い祝福を受けた。卵や小麦粉をかけられるブラジル流のお祝いで、小麦粉を顔いっぱいに受けてミイラのような姿に。それでも「チームぐるみですね。でも、幸せです」と笑顔。成人初戦となる横浜戦には両親も観戦に訪れるとあって「絶対勝ちます」と闘志を燃やしていた。

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2008年3月30日のニュース