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岡ちゃん声掛け守備の戦術確認

[ 2008年1月17日 20:05 ]

戦術練習でボレーシュートを放つ播戸

 サッカー日本代表候補は17日、鹿児島県指宿市内で合宿3日目の練習を行い、午後は守備面の戦術確認に時間を割いた。グラウンド全面を使った対戦形式で、攻撃から守備への素早い切り替えと前線からのプレスに重点を置き、岡田武史監督が指示を繰り返した。

 午前は各自が軽めに体を動かし、全体練習は行わなかった。
 19日に地元の鹿屋体大と、22日に九州学生選抜と練習試合を予定。合宿は23日で終了し、岡田監督就任後の初戦となるチリとの国際親善試合は26日に行われる。

 <「楽をしては勝てない」>初めて本格的に行った守備練習は実戦を強くイメージしたもの。岡田監督は、攻撃時にボールを奪われた瞬間の守備への切り替えと素早いプレスを徹底した。加地は「ボールの周囲は人が多い。そこで奪われた時、密集の中でプレスをかけるのが大事」とポイントを説明した。
 11対11の対戦形式で布陣はすべて4バック。ボランチは1人の形が多く、攻撃的な守備という印象だ。岡田監督はワールドカップ(W杯)アジア3次予選のタイ戦を見据え「楽をしては勝てない。どこかでリスクを冒さないと」と話した。

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2008年1月17日のニュース