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扇原、自責の念で号泣…韓国戦で“リベンジ”だ

[ 2012年8月9日 06:00 ]

<日本・メキシコ>後半20分、ペラルタ(9)にゴールを決められガックリと肩を落とす扇原(左端)

ロンドン五輪サッカー男子準決勝 日本1-3メキシコ

(8月7日 ロンドン)
 ミスから決勝弾を決められ、扇原は試合終了後、泣き崩れた。

 後半20分、権田からのスローをゴール前で受けたが、相手にボールを奪われ2点目を献上。「1人目は見えていたが、2人目は見えなかった。でも取られない技術があれば問題なかった」。自責の念から涙が止まらず、小倉コーチに支えられてようやく立ち上がった。チームメートは口々に「チーム全体のミス」と扇原をかばった。

 「次があるのが唯一の救い。うまくいかないことは多かったが、我慢してやろうということ。銅メダルのチャンスはある」。韓国にはC大阪でチームメートだったイングランド2部カーディフのキム・ボギョンがいる。3位決定戦の開催地はカーディフ。かつての仲間のホームで勝利を奪うことで、悔しさを晴らすしかない。

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2012年8月9日のニュース