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なでしこ佐々木監督が退任示唆 決勝は「僕自身の最終章」

[ 2012年8月9日 08:51 ]

笑顔で記者会見する佐々木監督。奥は福元

ロンドン五輪 サッカー女子決勝 米国―日本

(8月9日 ロンドン)
 なでしこジャパンの佐々木則夫監督(54)が8日、ロンドン五輪限りでの退任を示唆した。9日の決勝を前にした公式記者会見で「成長度の高い時期に率いることができて幸せだったと思う。あすのピッチで僕自身の最終章としての成果で、どれだけできるか楽しみにしている」などと話した。

 佐々木監督の契約は9月30日までで、五輪終了後に女子は日本代表の活動予定がない。同監督は2007年12月に代表監督に就任。08年の北京五輪で4位、昨年の女子W杯では初制覇を果たし、ロンドン五輪でも史上初のメダル獲得へ導いた。

 女子W杯の優勝を受け、国際サッカー連盟(FIFA)の昨年の年間女子最優秀監督にアジア勢として初めて選出された。(共同)

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2012年8月9日のニュース