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姉妹の夢ついに…栄監督「坂本家にもメダルを取ってほしかった」

[ 2012年8月9日 07:30 ]

女子48キロ級で金メダルを獲得し、日の丸を掲げて大喜びの小原日登美。左は栄和人監督

ロンドン五輪レスリング

 女子63キロ級の伊調馨(28)=ALSOK=が決勝で景瑞雪(中国)を破り、04年アテネ、前回北京に続く五輪3連覇を達成。日本勢の個人種目3連覇は柔道男子60キロ級の野村忠宏(ミキハウス)に続き2人目で、女子では初の快挙となった。

 48キロ級では初出場の小原日登美(31)=旧姓坂本、自衛隊=が強敵を撃破し、この階級日本勢初の金メダルを獲得した。

 栄和人監督は「本当によく頑張ってくれた。教え子の2人が金メダルを取ってくれてうれしい」と2選手を称賛。「馨には落ち着いていけと言ったけど、小原には結構、アドバイスをした」と明かし、「小原(旧姓坂本)は妹(真喜子さん)も頑張っていた。伊調家にはメダルがあったから、坂本家にも取ってほしかった」と姉妹の夢が実現したことを喜んでいた。

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2012年8月9日のニュース