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近藤・田畑組 14位で最終レース進めず

[ 2012年8月9日 06:00 ]

女子470級でレースを終え、引き揚げる近藤(右)、田畑組

ロンドン五輪セーリング

 女子470級の近藤愛、田畑和歌子組(アビーム)は第10レースまで終えて14位にとどまり、上位10艇による最終レース進出を逃した。7日の第8レースでブラジル艇の進路を妨害したと認定されて同レースの成績が7着から失格となり、8レース後の通算が10位から15位に下がった。8日は順位を1つしか上げられなかった。

 世界ランキング1位で臨んだ近藤、田畑組は最後まで逆風にさらされた。上位10艇による最終レースに進めず、近藤は「自分の力を出して、この結果だと思う」と振り返った。アクシデントの連続で、2日目の第4レースではメーンの帆と支柱のマストを結ぶロープがほどけて順位を落とした。前日の第8レースでは7位になったものの、ブラジル艇から進路妨害の抗議を受け、この日の朝に失格となり、通算順位は15位まで下がった。田畑は「ヨットでやってはいけないことを全てやってしまった」と反省した。

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2012年8月9日のニュース