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ケイリン快挙!永井でかした銅メダル

[ 2008年8月16日 20:31 ]

銅メダルを獲得した永井の激走(手前)

 【北京五輪・自転車】男子ケイリンで永井清史(日本競輪選手会)が3位となり、この種目初となる銅メダルを獲得した。

 1回戦で3着に終わり、敗者復活戦に回った永井は3組1着となり、準決勝に進出。準決勝では2組2着で6人による決勝に進んだ。伏見俊昭(同)は敗退した。クリス・ホイ(英国)が金メダルを獲得した。
 男子の四万メートルポイントレースで飯島誠(ブリヂストンアンカー)は8位。優勝はリャネラス(スペイン)。男子四千メートル個人追い抜きはウィギンズ(英国)が制した。

 ▼永井清史の話 本当にうれしいです。ケイリンで日本勢が決勝に残るのは初めて。さらにメダルも取れてうれしい。伏見さんが負けたので自分が頑張ろうと思った。アテネ五輪に出られず悔しい思いをしたので、今回はメダルを取れてよかった。

 ▼伏見俊昭の話 永井が頑張ってくれたのはよかった。自分としては調子がよかったので残念。五輪に出ることは、もうないと思うのでこれで代表から引退します。

 ◆ケイリン 日本発祥の自転車競技のトラック種目で、五輪では2000年シドニー大会から正式種目に採用された。公営競技の競輪は9人で争うが、五輪決勝は6人で競う。距離は2000メートル。先頭を走る選手が風圧で不利にならないようにペーサー(先頭誘導員)が1500メートル付近まで先導。選手はペーサー離脱後にスプリント勝負を繰り広げる。(共同)

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2008年8月16日のニュース