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気合パパの見送り拒否!浜口京子が北京入り

[ 2008年8月12日 06:00 ]

北京に向けて出発するレスリング女子代表の(左から)吉田沙保里、浜口京子、伊調千春、伊調馨の各選手

 【北京五輪・レスリング】レスリング女子の日本代表が11日、北京入りした。72キロ級の浜口京子(30=ジャパンビバレッジ)は父のアニマル浜口氏(60)の見送りを断り、“独り立ち”。悲願の金メダルへ「笑顔で帰ってこられるように頑張りたい」と短い言葉に決意を込めた。

 浜口の応援団約40人が成田空港に集まる中、アニマル氏の姿はなかった。母・初枝さんによると、浜口自ら「私はもう大丈夫。来なくていい」と父に告げたという。04年のアテネ五輪では日本を出発する際にアニマル氏の「気合だ!」のかけ声に感極まって涙を流したが、初枝さんは「4年前は緊張していたけど、今回は明るさがある。頼もしくなった」と目を細めた。試合にはアニマル氏も駆けつけるが、浜口は目の前で成長した姿を見せるつもりだ。
 また、55キロ級で連覇を目指す吉田沙保里は「(柔道の)内柴さんの金メダルを見ていいなあと思った。自分も金」と力強く語り、伊調千春(48キロ級)と馨(63キロ級)の姉妹は「調子はまあまあ」と話した。

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五輪の2008年8月12日のニュース