武豊が「ウマ娘」声優とトークショー 「切り取られるから…」“コンプラ発言”でファン沸かす

[ 2026年4月30日 17:14 ]

「サラブレッドホースショー ザ・セカンドキャリア」のスペシャルトークショーに登壇した武豊
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 競走馬の引退後のキャリアを応援し、発信する「サラブレッドホースショー ザ・セカンドキャリア」が30日、滋賀県大津市ラクエドラゴンホースパークで開催された。障害馬術競技には現役JRA騎手の川田将雅騎手、岩田望来騎手、松本大輝騎手、今村聖奈騎手、小牧加矢太騎手、西塚洸二騎手、角田大和騎手、高杉吏麒騎手が出場。伊香立公園で行われたスペシャルトークショーには武豊騎手、福原直英アナウンサーが登壇。「ウマ娘」声優の亜咲花(エスポワールシチー役)、紫月杏朱彩(ブラストワンピース役)、嶋野花(ヴィクトワールピサ役)と軽妙なトークで盛り上げた。

 あいにくの雨模様にも約1500人のファンが集まる大盛況となった当イベント。万雷の拍手に迎えられた武豊騎手は「不良馬場の中来ていただいてありがとうございます」と笑いを誘いつつ、「引退競走馬が種牡馬や繁殖牝馬以外でも活躍できる場があって、自分もこういう形で携われるのはうれしい。われわれ競馬関係者もしっかり考えていかないといけない」とあいさつした。

 秘蔵の逸話が満載となったトークショー。冒頭は武豊騎手が昭和、平成、令和の3元号を股にかけてG1を勝ち続けてきた話題。種牡馬となった多くの名馬の背中を知るレジェンドは「今年の皐月賞でロブチェンが勝ったじゃないですか。レース後に松山弘平君に“俺が(父の)ワールドプレミアで勝ったからこの馬がいるのかもしれない。俺に感謝しなさい”と言いました」とニヤリ。続けて、イベントの会場ラクエドラゴンホースパークの代表を務める岩谷一裕さんが、武豊騎手が10歳で本格的に乗馬を始めた最初の一鞍で引き馬をしてくれたエピソードを引き合いに出し、「岩谷さんも言っているかもしれないですね。“俺がいなかったら武豊はいなかった”って」と笑った。

 武豊騎手デビュー40周年の特別展が開催されているという話題で“10年後の自分”について問われると、「今から調教師になってもすぐに定年。そこから国枝さんのように厩務員にはならないですから(笑い)。それならば、できるだけ長くジョッキーとして馬に乗っていたい。10年後は67歳。ジョッキーでいられれば最高ですね」と夢を語った。

 次に「ウマ娘」声優が登壇して順にあいさつすると、それに続いてすかさず「武豊役の武豊です」と2度目の自己紹介。エスポワールシチー役の亜咲花には「勝たせられなくてすみません」、ヴィクトワールピサ役の嶋野には「重賞も勝たせていただいてお世話になりました。フランス(凱旋門賞)にも行って、楽しかった」とキャラクターのモチーフとなった実馬の騎乗経験を踏まえて一礼。ブラストワンピースとはコンビを組んだことはなかったが、「よく一緒に競馬して強かったですよ。がちっとしてお尻が大きかったのを覚えています。あ、馬の方ですよ。発言を切り取られるから」と落として会場を沸かせた。

 武豊騎手はこれまで「ウマ娘」のアニメに声優として参加し、テレビCMにも数多く出演。「馬事文化発展のため何でもします」と語るレジェンドは「ウマ娘さんのためにいろんなことやっているんですよ。(CMの演出が)やりすぎかなと思うこともあるけど、“今回どうかな?”と思ったら、(共演の)ルメールさんがノリノリですからね。ちょっと藤田晋オーナーもちらつくし(笑い)。演出を断ったことは今のところないですね」と収録の舞台裏を明かした。

 トークショー終盤で福原直英アナウンサーが「メイショウタバル凱旋門賞視野」の報道に触れると、場内からは割れんばかりの大歓声。かねて凱旋門賞制覇を目標に掲げるレジェンドは「まずは宝塚記念がありますけど、福原さんが煽るから(笑い)。皆さんの思いは凄く伝わりました。頑張ります」と喝采に力強く応えた。先週は土日重賞ジャックを果たし、今週末は天皇賞・春で有力馬アドマイヤテラに騎乗。「大きなレースが控えているので。土曜のヤブサメ(京王杯SC)も楽しみ。4日連続重賞勝利できるように」と締めくくった。

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