【天皇賞・春】ヘデントール上昇 木村厩舎流3頭併せ5F68秒9 復活へ手応え「頼もしい」

[ 2026年4月30日 05:30 ]

3頭併せで追い切るヘデントール(中)(撮影・村上 大輔)
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 復活、そして史上6頭目の連覇へ。ヘデントールがWコースで上々の走りを披露した。最終追いは木村厩舎流3頭併せの真ん中。先行した外レッドキングリー(4歳2勝クラス)を見る形で、序盤はリズム重視の走り。ピタリと折り合いをつける。3~4角をスムーズに回って迎えた直線。軽く気合を付けられると、持ち前のパワフルなフットワークで一完歩ごとにグイグイと加速する。ラスト2Fは12秒4→11秒4、内ウィンターベル(4歳2勝クラス)とともにほぼ3頭横並びでフィニッシュ。5F68秒9をマークした。

 木村師は「道中の折り合い、最後まで頑張ってくれるかを確認した。変わらず元気に過ごしていて、頼もしく見ています」と愛馬の走りに満足げ。3戦連続となる京都遠征を控えているが、太田助手は「順調です。京都に運んでいけるだけの余白がある」と仕上がりの良さをアピールした。

 昨年は当レースを制覇、その後に骨折が判明した。約9カ月の休養を経て、復帰初戦となった前走京都記念は8着。見せ場なく敗れた。太田助手は「前走はブランクの長さに加えて、距離もやや足りなかった印象」と敗因を分析する。芝3000メートル以上の重賞で2勝、菊花賞2着の実績を誇る無類のステイヤー。長距離戦はお任せあれ。同助手は「条件が良くなるので楽しみ」と復活Vへ、大きな期待を口にした。

 昨年のダービー馬クロワデュノール、前哨戦の阪神大賞典を快勝したアドマイヤテラなど、強力なライバルが立ちはだかる。連覇への思いを問われた指揮官は「出てくる馬がみんな素晴らしい馬なので、他の馬のことよりも自分の馬の管理に集中したい。連覇ということは特に考えていない」と淡々と語った。まずは自分の走りを。その先に連覇という偉業が待っている。

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