【気になるボートレーサー「ピットUP」】安井瑞紀「今年の目標だった」デビュー初優勝

[ 2026年4月26日 04:30 ]

3月三国オールレディースでデビュー初優勝を飾った安井瑞紀
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 3月29日の三国オールレディース優勝戦。安井はカドから伸ばして内をネジ伏せ、「今年の目標だった」デビュー初優勝を飾った。1~3号艇がクイーンズクライマックス覇者トリオ(三浦永理、今井美亜、田口節子)だったので、とても価値のあるメモリアルV。それは苦節9年目の出来事だった。

 「スポーツが全般的に好きで、学生時代は短距離中心に陸上競技をやっていたんですけど、何でも感覚でやってしまうタイプで、ボートではそれがうまくはまらなかったですね。デビュー前はトントンと頑張れると思っていたんですが、2、3年たって現実は甘くないと知りました。ボートレースが人生の中で一番苦手かもしれません」

 一番悩んだのはプロペラ調整だった。経験や細かなデータが重要視される緻密(ちみつ)な世界。感覚だけではどうすることもできなかった。

 「元々は白バイ隊員になりたいと思っていて…」

 夢をあきらめて飛び込んだプロスポーツの世界。思うようにならないもどかしさに悩みながらも努力を惜しまなかった。年齢を重ねても緩めることなく努力を続け、第一線で活躍する師匠・寺田千恵の姿を間近で見てきたからだ。それが実を結んだのが前期の勝率6・28。初のA級はA2を飛び越えてトップランクへ。それも自信になってつかんだのが、この優勝だった。

 「めちゃくちゃ伸びていました。ここで勝たなくていつ勝つんだってくらい。(エンジンの)前回使用者に感謝です」

 デビュー初優勝は達成した。次なるターゲットは?

 「8月のレディースチャンピオン(徳山)頑張ります!!あとは年末の住之江クイーンズクライマックスに出場したい。12人?それはおこがましい(苦笑い)。シリーズに出場できるよう一生懸命走ります」

 さらに成長したところを見せるか。今後も注目だ。

 ◇安井 瑞紀(やすい・みずき)1993年(平5)5月9日生まれの32歳。岡山県出身。120期。趣味はゴルフで「師匠とプライベートも一緒に過ごしたくて5年前からどっぷりはまっています。ベストスコアは70」と運動神経の良さがうかがえる。1メートル58。血液型A。同期は佐々木完太、前田篤哉ら。

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