【気になるボートレーサー「ピットUP」】有山望 誇れる同期の背中を追いかけて

[ 2025年12月13日 04:30 ]

10月、まるがめでデビュー2勝目を挙げた有山望
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 奈良県奈良市出身で、青春時代を弓道一本にささげた有山望(21=大阪)。高校3年生の時、大学進学か、就職かの人生の岐路に立った。その時ふと目にしたのがボートレースのCM。高収入にひかれて迷わず飛び込んだ。

 「たまたま見たCMがずっと頭に残っていたんです。運動神経にも自信があったので、やれるんじゃないかと思って。選手になると決めてからは年齢制限であかんようになるまで受けようと思っていました」

 2回目の試験で見事に合格。楽天的な性格、弓道で培った集中力、体幹で養成所での生活も苦にはならなかった。

 「あまりストレスをためるタイプじゃない。寝たら忘れる方なので。言い方はあれですけど、僕はずる賢いタイプ。要領は良かったと思います」

 地元・住之江でデビューしたが、66566転466。周りの先輩たちがうますぎて全く通用しなかった。

 「養成所では、そんな下手な方じゃなかった。勝率も6点を稼げたし、俺ならできると思っていたんですけどね」

 初1着は今年7月の児島だった。4カドから捲り一撃。コンマ02と強心臓ぶりを披露した。デビューから12節目。少し時間は掛かったが、水神祭を飾れたのは大きな自信になった。

 大阪支部135期というと先日、地元初勝利、デビュー初優出を決めた吉田一心がいる。1つ年上の同期の存在が気持ちを奮い立たせる。

 「養成所でも一心は違った。単純にうまい。リーグ戦全部で優出していました。負けるつもりはないですけど今のところは目指すべき存在。同期で比較されますしライバル心はあります」

 10月まるがめルーキーシリーズ最終日に2勝目をマークした。経験を積み重ねていく中で少しずつ成長している。

 「優勝したいですし、ほんまの直近の目標で言ったら予選を突破したい。将来的にはA1ですね」

 まだ20歳。可能性は無限大だ。生来の負けん気の強さで大きく羽ばたいてほしい。

 ◇有山 望(ありやま・のぞむ)2004年(平16)9月24日生まれ、奈良県出身の21歳。大阪支部所属の135期生。24年11月の住之江でデビュー。。1メートル60、血液型A。

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