【住之江ボート 16日開幕 SGグランプリ「金冠への道」】今こそ飛翔・佐藤翼 冷静に勝負・宮地元輝

[ 2025年12月6日 10:00 ]

佐藤翼
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 3年連続の開催となるボートレース住之江の「第40回グランプリ」は16~21日の6日間で覇を競う。大一番を前に、今年もGP戦士18人に特別連載「金冠への道」で意気込みを聞く。

▽佐藤翼(13位、2年連続2回目)

 メンタル面で大きく成長した佐藤翼(37=埼玉)が、さらに強さを増してグランプリの舞台に帰ってきた。

 昨年はトライアル1stであっさり脱落。デカい壁は打ち破れないまま…。

 「言い訳になるけど、去年はグランプリ直前に身内の不幸があって、正直心を持っていけなかった。メンタルが相当落ちた状態でしたね」

 それでもシリーズ回りとなった佐藤はしっかり優勝戦に進出して4着。これは本人にとって大きな収穫だった。

 今年の特別レースVは2月大村のG2誕生祭のみ。ただ、6月地元戸田のグラチャンで優出4着、7月徳山オーシャンカップで4着、さらには直前の11月福岡チャレンジカップで3着と大きな賞金を積み上げ、堂々2年連続でグランプリ入りを決めてきた。

 「去年はグランプリに出たい!という目標だったけど、今年は大きい目標なら優勝、小さい目標なら1stステージをクリアすることですね。たぶんきついこともあるだろうけど、経験してないこともあるのでワクワクしています」

 住之江は9月にG1高松宮記念を走ったが2日目に転覆、帰郷となっている。それでも前向きな佐藤は胸を張って応えてくれた。

 「調整が合うかは時々だけど、住之江は優勝もしてるし、嫌いになることはないですね。去年、今年の失敗を生かして最高のパフォーマンスができれば理想だと思っています」

 さあ、大きな翼を広げる時が来た!

▽宮地元輝(14位 2年連続2回目)

 常に全力プレーでファンの胸を熱くさせる男。それがSGでも一般戦の1レースでも気持ちは同じ。その一つ一つの積み重ねが宮地元輝(39=佐賀)を2年連続グランプリへ導いた原動力。ただ今年に限っては、その道のりは険しかった。

 年明けからからつ一般戦で優勝、続くG1下関周年で優勝とこれ以上ないスタートを切った。ところが春先から体調を崩し、思うようなレースができなくなっていた。

 「帯状疱疹(ほうしん)みたいになってしまって、万全の状態でレースに臨めなかった」

 それでも日がたつことに体調の方は復活。目立った成績こそなかったが、本来の宮地らしいガッツあふれる走りが戻ってきた。

 「最近は自分のやりたいレースができるようになっている」なら心配ご無用。

 住之江に関しては正直、いい思い出がない。過去に105走して1着は、たったの19回。

 「どのレース場に対しても苦手意識はないけど、住之江との相性は最悪…。全国で唯一優出したことのないレース場なんですよ」

 もちろん業界最高峰のレースでこんなデータはアテにならない。そして何より今回のグランプリは来年へのステップと考えている。

 「来年のグランプリが大村、再来年のクラシックがからつ。ここへの流れをつくるために頑張りたいという気持ちかな。もちろん応援してくれる人の期待には応えたいと思っている」

 レースは熱く、気持ちはクールに大舞台へ臨む。

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