【ボートレースコラム】元選手の飯田佳江さん 父譲りの話術で“伝道”

[ 2025年10月21日 04:30 ]

飯田佳江さん
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 記者として駆け出しのころから大変お世話になった元日本モーターボート選手会副会長で、長年、選手会滋賀支部で支部長としてもご活躍された白石桂三さんが2年前の9月に亡くなられていた。あれだけ元気になさっていただけに…。かなりのショックを受けた。

 桂三さんといえば、ご息女の佳江さん(現姓・飯田)もボートレーサーだった。その佳江さんは現在、ボートピア京都やわた、JLC、ボートレース徳山などでフリーの解説者として活躍されている。

 「選手を辞めてからも、関係者、記者の方たちから父の話をよく聞きます。自分がこの世界に入れたきっかけも父がレーサーという職業をしていたから。父には感謝しています」

 佳江さんの解説を聞く機会があったが、分かりやすく、熱気を帯びていて自然と、その話に聞き入ってしまう魅力があった。そう、話し上手だったお父さんをほうふつとさせるものだったのだ。

 「舟券の情報だけでなく、ボートレースになじみのない人にも幅広く知ってもらって楽しんでもらいたいですね」

 桂三さんがボートレーサーの社会貢献を広めたように、佳江さんもボートレース業界発展のために尽力する。やはり親子は似るもの。競馬だけではない“血統”の妙味を見た。日本酒の入ったおちょこ片手にニンマリしながら桂三さんが「うちの佳江、頑張っているやろ!!オレに似て話がうまいねん」と、黄泉(よみ)の国から語りかけてきそうだ。(大中 耕司)

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