【気になるボートレーサー「ピットUP」】宮脇遼太 何より目指すは初優勝

[ 2025年10月11日 04:30 ]

念願の初優勝を目指して奮闘する宮脇
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 今回の主役は宮脇遼太(27=福岡)。ネットで検索すると、「宮脇遼太 落水」と予測変換される。22年10月大村で、待機行動中に誤ってボートから落ちた珍プレーは、“ネットで話題”となった。ただし成績は“落ちる”ことなく、着実に数字を伸ばした。5・46→5・75と連続A2級、そして今期は6・12(9日現在)まで躍進中だ。

 「引きがいいですね」とエンジン抽選運の良さもあるようで、GWシリーズの若松では「レーサー生活で一番出ていた」ほどの快速ぶりで優出4着、6月芦屋ウエスタンヤングでは2連対率60%超えの実績エンジンで優出4着としている。

 建築学科に在学中の大学3年の時「じっと机に座って図面を引くのが苦手で…。サッカーチームに入っていた時、先輩のお父さんがボートレーサーでした。それが急に頭に浮かんで」。3回目で合格した養成所の在校成績は「ほぼビリ」の3・30。デビューしてからも「クビになりそうでした。メンタル的にダメで…。2年後ぐらいに井上恵一さんに弟子入りをお願いして。そこが転機ですね」と選手グループの「我勝手隊」に属し、師事を受けることになる。「井上さんの娘さんと小学生の時に同級生だったんです」と縁をつなぎ「ご飯とかにも連れて行ってもらって。やる気というか、自分に気合を入れる意味で。師匠についてもらっているのに、このままではダメだと」。自分を追い込み、ペラ調整や自主的な練習に取り組んできた。

 技術面での課題は「最後まで諦めずに追い上げるレースをしたいです。キープではなく。1年前ぐらいから、伸びに寄せて捲って行くことが多くなりました。捲るレースは好きだし自分に合っています」と積極的なレーススタイルも奏功した。近い将来、A1昇格も実現しそうな成長曲線だが「A1よりも、まずは優勝したいです」。表彰台の一番上を目指して奮闘中だ。

 ◇宮脇 遼太(みやわき・りょうた)1998年(平10)2月10日生まれ、福岡県出身の27歳。福岡支部127期生として20年11月福岡でデビュー。22年1月児島で初1着。24年10月戸田で初優出。通算7優出。同期は清水愛海、川井萌ら。1メートル63、51キロ。血液型O。

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