【若松ボート SGボートレースメモリアル】白井英治 思い出の地で復活! 鋭い2コース差しでSG4V

[ 2025年8月31日 22:04 ]

優勝した白井英治を祝福する2着・瓜生正義(左)と3着・大峯豊(右)(撮影・岡田 丈靖)
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 ボートレース若松のSG「第71回ボートレースメモリアル」は8月31日の最終日第12Rで優勝戦が争われた。2号艇の白井英治(48=山口)が2コースから差し抜けて、2022年大村グランプリ以来、通算4度目のSG優勝を飾った。2着は1番人気の1号艇・瓜生正義。SG初ファイナルの大峯豊が新田雄史との競り合いを制して3着に入った。なお6日間の売り上げは191億5283万1700円で、目標の180億円を大きく上回った。

 またしても、若松で大仕事を成し遂げた。11年前、SG初Vを飾ったのが当地で開催されたメモリアル。その時も同じ黒いカポック。コンマ00のタッチスタートでの捲りだった。今回はインからわずかに膨れた瓜生のターンを見逃さず鋭い差しを入れてバック勝負に持ち込んだ。2マークでツケマイを狙った瓜生に素早く反応。握り返して勝利を確定づけた。

 「あの優勝があったから、今の自分がある。恩返しがしたい。若松は死んでも忘れない」と有言実行。22年の大村グランプリを制してから、約2年8カ月ぶりのSG優出だったが、ゲンのいい水面でチャンスをものにした。

 優勝をアシストした57号機はパワフルな動きで対戦相手からも評価が高かった。「エンジンは仕上がっていました。あとは自分自身だけだった。捲るにしても差すにしても自分のターンをすることだけ考えた。少しだけでも差しとけば行けると思った。1マークは100点のターンでした」と足への自信が、優勝戦での素晴らしいターンにつながった。

 白井ら山口勢にとって、7月徳山SGオーシャンカップで福岡支部の西山貴浩が優勝したことが大きな刺激になっていた。「地元のオーシャンカップを西山選手に獲られた。若松でやり返します」とオープニングセレモニーから公言。連日、気迫のレースを見せつけていた。その流れに乗って、リベンジを果たしてみせた。

 これで優勝賞金4200万円を獲得し、賞金ランクは5位にまで浮上した。

 「ここ2年。全くグランプリを目指せる位置にいなかったので、これでやっとスイッチが入った気がします」と、年末の大一番に向けて視界が広がる。完全に復活した白井から目が離せなくなってきた。

 ◇白井 英治(しらい・えいじ)1976年(昭51)10月15日生まれの48歳。山口県出身。山口支部の80期として97年5月22日、下関一般戦でデビュー。99年1月24日の蒲郡一般戦で初優勝。2003年10月7日、平和島49周年記念でG1初優勝。14年8月31日の若松メモリアルでSG初優勝。SG4Vに13回のG1Vを含む通算122V。同期は平田忠則、重成一人、香川素子ら。1メートル73。血液型O。

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