【ボートレースコラム】高村諒 “6着地獄”でも前向きに 成績アップの時は必ずやってくる

[ 2025年8月20日 04:30 ]

7月26日開幕の浜名湖ボート一般戦に出走していた136期新人の高村諒
Photo By スポニチ

 ボートレース浜名湖で7月26日に開幕した一般戦に出走していた136期新人の高村諒(23=滋賀)。5月にびわこでデビューを果たして以来、通算5節目の実戦だった。デビュー4節は27走してオール6着。選手責任によるレース欠場を経験しており、浜名湖の初日出走表の勝率表記は「0.96」だった。

 開催2日目の3Rで初めて5着でゴールし、“6着地獄”から脱出した。レース後は「やっと粘り切ることができた」と初々しい笑顔をのぞかせた。

 その後は6着を重ねて「プロペラが行方不明になったかと思うくらい、調整したら足落ちしていた」と目を丸くしたり、「やっとプロペラが戻ってきた」と胸をなで下ろしたりと試行錯誤の調整。開催最終日の3Rで2度目の5着に食い込んだ。

 手にした20号機に高村は一貫して手応えの良さを伝えていた。調整を外すこともあったが、基本的に「乗りやすくていい」と高評価。着順とコメントの内容が一致しないことは、経験豊富な選手でもよくあること。新人の気配判断は難しいが、調整に取り組む高村の前向きな姿勢に好感を持った。

 今後も厳しいレースが続くだろうが、元気いっぱいに「少しでも多くレースを経験したい」と目を輝かせる姿はまぶしかった。

 浜名湖でのひたむきさがあれば、成績アップの時は必ずやってくる。勝率0点台からの快進撃が楽しみだ。高村の次走は31日開幕の鳴門一般戦の予定だ。

 ちなみに浜名湖の20号機は、直後のプレミアムG1レディースチャンピオン(6~11日)で実力者の守屋美穂が手にした。予選道中で不良航法を伴う選手責任の転覆失格を喫してV戦線から脱落したが、動き自体は悪くなかった印象。高村と共に動向が気になっている。(大野 順平)

 ◇大野 順平(おおの・じゅんぺい)1969年(昭44)4月9日生まれ、兵庫県出身の56歳。ボートレースとオートレースを担当。94年、販売局に配属されたスポニチ新入社員時代に抜け出せなかった仕事での“6着地獄”の経験は今でも支えになっている。

「青葉賞」特集記事

「フローラS」特集記事

ギャンブルの2025年8月20日のニュース