【ボートレースコラム】桜本あゆみ 現役レスラーに注入された闘う心 まだ目指したいステージがある

[ 2025年7月2日 04:20 ]

6月14日、浜名湖10Rで通算500勝を達成した桜本あゆみ
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 取材中に懐かしい名前に触れた。プロレス担当時代に取材したことがあるプロレスラーの近藤修司。桜本あゆみ(37=群馬)は、さらなる進化を求めて今、近藤のパーソナルトレーニングを受けているという。

 「元々プロレスファンで、近藤選手がプロレス以外にもいろいろなことにチャレンジしている姿を見て、自分も変化というか、チャレンジしてみたいと思って、昨年9月頃からトレーニングに通っています。レースを見てメニューを提案してくれて、下半身の瞬発力を鍛えたり。体脂肪率が下がったし、体の使い方も分かってきた気がします」

 近藤に闘魂注入されたチャレンジ精神はレース場でも生きている。「今までペラ調整はあまり冒険したことがなかった。それで勝率が6点ちょっと。A1級に定着するために見つめ直す必要があるなと思いました。5月の若松で阿波勝哉さんと一緒になった時にペラを聞いて、伸び型にもチャレンジしているんです」

 デビュー18年目。6月14日、浜名湖10Rで通算500勝に到達し、優勝3回。A級を11期キープ中で、G1でも20年、多摩川レディースチャンピオンで初優出を果たした。エンジンでいえば立派な“中堅上位”だがとどまるつもりはない。

 「A1に上がりたいし、レディースチャンピオンで優勝したい。まだ、目指したいところがあります」。リングでは弟子に“ギブアップ禁止令”を出す鬼教官に鍛えられ、桜本も諦めない心で新境地を模索している。(秋田 麻由子)

 ◇秋田 麻由子(あきた・まゆこ)プロレス・格闘技、芸能、JRA&地方競馬取材を経て20年からボート担当。近藤の代名詞といえばキングコングラリアットだが、近藤プロデュース「バターブラザーズ」のフィナンシェは、ラリアットを受けて1回転するくらい衝撃のおいしさだった。

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