【峰竜太のアロハな気分】上には上がいた今年のオールスター 敬意は払うが屈するつもりもない

[ 2025年6月25日 04:40 ]

5月26日、丸亀市内で自身が手がけるブランド“ONE”のポップアップイベント開催中に笑顔を見せる峰(本人提供)
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 佐賀県唐津市出身でボートレース界のスーパースター・峰竜太による月1コラム「アロハな気分」。惜しかった。峰竜太がファン投票2位で臨んだ、まるがめオールスター(5月27日~6月1日)。ドリーム戦1着に始まり準優勝。昨年10月戸田ダービー以来となるSG優出で、Vまであと一歩に迫った。今回はオールスターの振り返りを中心にお届けします。

 17年にSG初優勝を飾ったボートレースまるがめで開催されたオールスター。前検日から“特に出足がいい。これは稼ぐなって思わせてくれる感触”と言い放ち、エンジンに抜群の手応えだった。

 「(弟子の上野)真之介やサダ(定松勇樹)に“これはやるやつやぞ。俺が好きな足している”って言ったくらいでした」

 今年はファン投票2位で参戦し、ドリーム戦は2号艇。ファン投票上位6人が火花を散らした一戦は、2コースから鋭く差し抜けて最高の船出に。

 「僕の夢がオールスターのドリーム1号艇だった。その座を毒島(誠)さんに奪われてしまったので、何とか取り返したいと思っていた。このドリームだけは、何としても勝ちたいなって」

 最終的には昨年のまるがめメモリアル(SG)と同じく、予選を3位で通過。昨年は準優勝戦9Rで1号艇ながら地元の森高一真にインを奪われ、峰は3着で優勝戦進出を逃していた。同じ準優勝戦9R1号艇。今年はきっちりインから逃げて優出を果たした。予選1、2位の選手も準優勝戦で白星を挙げ、優勝戦は3号艇で登場した。

 「久々に(SGの)優勝戦に乗ってチャンス枠を獲れて、得意なまるがめだったので、何とかしたいって気持ちが強かった。エンジンも良かったけど、上には上がいましたし、(佐藤)隆太郎が完璧すぎましたね」

 3月若松クラシックでSG初優勝した佐藤隆太郎がクラシックに続いて優勝戦1号艇。峰もこん身の攻めで襲いかかったが、佐藤が重圧をはねのけて史上4人目、34年ぶりの快挙となるSG初優勝からのSG連続Vを成し遂げた。

 「僕の蒲郡のメモリアル(15年)でインから飛んじゃったのを見せてやりたい(苦笑い)。あの時は緊張しまくって体が動かなくて…。それを平然と乗り越える隆太郎は凄く強い人間なんだなと」

 過去の苦い思い出を引き合いに出し、ニューヒーローを称えた。それにしても昨年優勝した定松に続き、今年は峰が準V。佐賀支部がオールスターで底力を示した。

 「みんな強いので負けないように伸びていると思う。みんなライバルみたいな感覚なんですよね」

 切磋琢磨(せっさたくま)しつつ、愛弟子ら、若手の突き上げに屈するつもりはみじんもない峰だった。

 ◇峰 竜太(みね・りゅうた)1985年(昭60)3月30日生まれ、佐賀県唐津市出身の40歳。唐津西高校時代はヨット部に所属し、インターハイ、国体、世界選手権に出場。ボートレーサーとしては佐賀支部の95期生として2004年11月10日、からつでプロデビュー。18、20年にグランプリ優勝。23年10月の蒲郡ダービーで最高峰のグレードSG6度目のVと全24レース場でのVを達成。生涯獲得賞金は18億円を突破。1メートル71、血液型B。

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