【峰竜太のアロハな気分】右手中指骨折の大ピンチ それでも手術を回避した理由

[ 2025年2月26日 07:00 ]

九州地区選では痛めた右手中指に口で触れるしぐさも
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 佐賀県唐津市出身でボートレース界のスーパースター・峰竜太による月1コラム「アロハな気分」。右手中指の骨折で1月のBBCトーナメント(とこなめ)を欠場したが、今月の九州地区選手権(大村)では元気な姿を見せてくれた。久々のVとはならずも、復帰戦でいきなり優出。ケガの状況、最近の走りについて語った。

 「スポニチ読者のみなさん、アロハ~。ボートレーサーの峰竜太です。BBCトーナメントはケガのため出場できませんでした。初めて欠場したので、こんなに申し訳ない気持ちになるんだなって感じました」

 1月20日、開幕が3日後に迫っていたプレミアムG1「BBCトーナメント」の峰の欠場が発表された。

 「レース中のケガで右手中指を骨折。右手中指の第二関節付近が真っ二つに折れてズレていました。痛みにめっちゃ強いので我慢し過ぎちゃいましたね。ぎりぎりまで走るつもりだったんだけど、このレントゲン(エックス線)写真を見て諦めた(苦笑い)。変形して曲がっちゃっていましたね」

 2月は大村・九州地区選、地元のからつの開設71周年記念が予定されていた。動向が注目されたが地区選から復帰。いきなりファイナル進出を果たした。

 「休むまでは激痛の中でレースをしていたので、少し間隔が空いて思ったよりもレースができたかな」

 レース直後は右手中指を気にする場面も見られた。

 「いろいろとカバーしている部分もあるので、早くケガを気にせず全開のターンをしたい。競り合いが好きなのに、今は競りが怖いって感覚になってしまっている。気持ち的にも守りに入ってしまうので、もっと攻めて追いかけ回したい」

 万全には程遠くても最低限の結果はしっかりと残す。それが峰たるゆえんだ。

 「寒いと痛みが倍増するので、少しずつ暖かくなっているのはありがたい。だいぶマシになっているけど、まだくっついていない。少し使うだけで腫れてきて変色しちゃう」

 手術してじっくりと治すプランよりも、手術を回避し、1節のみの欠場で実戦に戻ってきた。

 「手術したら3カ月くらい走れない。そうなると出走本数不足でA1から落ちてしまうから、無理して走っています。A1じゃないと記念レースで活躍するところを見せられなくなってしまう。ファンのためにも多少は無理をしてでも走りたいな、って」

 最大の理由はファンに記念レースを走る姿を見せること。その思いがあるから痛みにも耐えられる。

 「とにかく90走(A1になるための半年間の最低出走本数)することが大事だった。とりあえずメドが立ったので、今度は記念レースで活躍しているところを見せたい」

 九州地区選では弟子の定松勇樹と一緒に優勝戦進出。定松は残念ながら転覆に終わったが、初めて定松とG1の優勝戦で戦った。

 「なんかこれからはこういうシーンが増えていくんだろうな。佐賀代表として2人で乗れて楽しかった。一人も乗らない、僕だけ乗るというのとも、また違いますよね。サダ、体は大丈夫です!」

 完全復調し、熱い走りでファンに勇姿を届ける。

 ◇峰 竜太(みね・りゅうた)1985年(昭60)3月30日生まれ、佐賀県唐津市出身の39歳。唐津西高時代はヨット部に所属し、インターハイ、国体、世界選手権に出場。ボートレーサーとしては佐賀支部の95期生として04年11月にプロデビュー。18、20年にグランプリ優勝。23年10月の蒲郡ダービーで最高峰のグレードSG6度目のVと全24レース場でのVを達成。生涯獲得賞金は18億円を突破。1メートル71、血液型B。

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