【芦屋ボート G1全日本王座決定戦】鳥飼祥平の“イイ値”は中野次郎 外枠2走も勢いで突破だ

[ 2024年8月2日 04:30 ]

3連続優出中と調整が当たっている中野
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 ボートレース芦屋のG1「全日本王座決定戦」は2日目。鳥飼祥平記者の「イイ値!このレーサー」は中野次郎(43=東京)をピックアップした。

 堂々の完封劇だった。初日6Rはカド新開が伸びかけたが、カド受けの上條が反発。センター勢の争いを尻目にインから冷静に立ち回った中野がバックで主導権を握った。前検ではグリップの甘さを指摘していたが、うまく修正できた様子。滝のように流れる汗をうれしそうに拭った。

 「試運転はターンが流れていたけど、本番はむしろ舟が返ってくる感じがあったし、いい調整ができた。行き足も問題ない」

 近況は絶好調。現在3連続優出中で、うち浜名湖と三国でV、津で準Vと気温の上昇とともにリズムは上昇。手応えをつかんで芦屋に乗り込んできた。

 「毎節、いい感触でレースができている。調整がハマっている感覚はあるし、芦屋は好きなので今節も頑張ろうと思って来ました。でも、記念は久々(6月蒲郡以来)なので緊張しますね。テレビで見ている人ばっかりで、みんなすごいターンをするから(笑い)」

 冗談が言えるのも余裕があるから。2日目は4、5枠の外枠2走。展開を捉える足は十分だろう。

 【鳥飼の買い目】2R、角度良く捲り差し。<4><1>…、<4>…<1>。8R、パワー機の砂長に乗る。<5>=<4>流し。

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